2017年12月13日

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専攻科 本郷研究室

仙台高等専門学校
専攻科 本郷研究室

担当教員:教授 本郷 哲

 

【研究室の概要】

仙台高等専門学校専攻科本郷研究室では,音響信号処理とその応用,特にバイノーラル信号処理,多数マイクロホンを用いた信号処理について,産業応用化する研究に主に取り組んでおります。また国際交流提携大学の研究室と共同でシリアルゲームのゲームレベル評価,インタフェース評価も行っており,最近はスポーツ分野への応用も検討しています。

 

【研究室の具体的なテーマ】

バイノーラル信号処理

臨場感を保持しながら人間の両耳に音信号を提示するバイノーラル信号処理は,様々な応用が考えられます。本研究室では,主に雑音を抑制するためのバイノーラル信号処理や莫大な数のマイクロホン信号からバイノーラル信号を合成して提示を行う研究を,東北大学電気通信研究所と共同で行っております。

シリアスゲームの評価とゲームデザイン

仙台高等専門学校は,フィンランドのいくつかの応用科学大学と学術交流提携をしております。その中で当研究室では,トゥルク応用科学大学のゲームラボと共同研究を行っており,シリアスゲーム(高齢者向けエクササイズゲーム等)の感性評価を行っております。

音響信号処理の競技進行補助への応用

これまでの研究を活かし,体育館等で発生した競技者の声や運動に伴う音響信号を用いて,競技の判定情報を提示するシステムへの応用を検討しています。特に,伝統的な武道では,競技者の発声が重要となり,音響信号処理を活かして残響環境下の中から対象とする競技者の発声抽出を試みております。高等専門学校は,大学等と比べて研究室と運動競技の現場が近いという特長がありますので,これを活かして多彩な実験を行っています。

 

【研究室のPR】

高等専門学校の実践力を活かした応用研究が中心となっております。そして,実験装置,実験環境までも頑張って作っています(右写真)。卒業生は,メーカへの就職や東北大学大学院に進学する者が多く,音響処理の実践力を持った,社会や大学に貢献できる人材の輩出に努めています。