2017年10月22日

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大学院工学資源学研究科電子電子工学専攻 今野研究室

秋田大学
大学院工学資源学研究科電子電子工学専攻 今野研究室

担当教員:教授 今野和彦,講師 福田誠,助教 西平守正

 

【研究室の概要】

今野研究室は,超音波に関する研究が主で,液体,固体の音速・減衰測定,圧電振動子の過渡応答とそれを音源としたときの音場測定およびイメージング,更に超音波を用いた計測及びそのシミュレーションの研究に取り組んでいます。

 

【研究室の具体的なテーマ】

振動速度情報を用いた物体のイメージング

圧電振動子をその共振周波数よりも低い帯域で定電圧駆動(低インピーダンス電源による駆動)を行うと振動子表面の振動速度が駆動電圧波形と時間的に相似になります。この性質を利用して,圧電振動子の振動面に置いた物体を任意波形で駆動し物体表面の振動速度を光学的に検出してイメージングを行っています。対処に非接触でイメージングできるのと駆動を符号化電圧で行うことによりS/Nの高いイメージングができ非破壊分野への活用をすすめています。

高調波検出による欠陥検出の研究

パルスエコー法などによって物体内部の欠陥検出を行う際に,内部に音波の振幅と同程度以下の欠陥やき裂があるとその部分が非線形振動して,結果として基本波の他に高調波が観測されます。本研究室ではこのうち2次高調波に着目し,検出を行っており非破壊検査分野での利用を進めています。

光弾性法によるイメージング法

光弾性法のシステムをディジタル化して数値的に音場や欠陥のイメージングを行っています。右図はその例で,き裂のあるガラス中を1MHzのバースト波が伝搬する画像です。((a)→(b)…(d)の順です)画像の積算や差分を行い高感度化すると共に鋭敏色法やセナルモン法を導入して定量的なイメージングシステムにすべく研究を行っています。

【研究室のPR】

音を使って物の中の状態をイメージングしたり,信号処理によって隠れた情報を抽出するなど常に画像だけでなく定量計測をめざしています。高校生や一般の見学を広く受け入れ,大学の中に研究室に籠もらないオープンな研究室をめざしています。

 

【もっと知りたい人のために】

http://www.ee.akita-u.ac.jp/~imano-lab/