2017年12月13日

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大学院社会文化システム研究科 言語科学研究室

山形大学
大学院社会文化システム研究科 言語科学研究室

担当教員:教授 冨田かおる

 

【研究室の概要】

言語音声特質の数量化と母語話者・非母語話者発話特性の研究に取り組んでいます。英語音声学特論I・II,英語音声学特別演習I・II,言語科学特別研究I・II 担当により,音声言語の基礎研究と言語教育への応用研究を進めています。

 

【研究室の具体的なテーマ】

母音空間特性の解明

母音の第1フォルマント値と第2フォルマント値測定によって得られる広がりや各母音の特徴を基に,母語話者と非母語話者の発話を比較・数量化しています。

子音仮想空間の解明

子音のVoice Onset Time や高域のフォルマント値を基準とし,母語話者と非母語話者の発話の特徴を比較・数量化しています。

2次元母音空間を用いた言語音学習

言語音声の生成と知覚学習の推進において,音声視覚化の効果が高いことが解明されつつあります。言語実験の被験者である言語学専攻学生からのフィードバックを分析すると,動画よりも静止画が,3次元のものよりも2次元のものが,自らの外国語発音の特徴を知る方法として好ましいことが見て取れます。

視覚情報により,言語音声を分析的に捉えている様子が,次の学習者のコメントからも窺えます。

I tried to close my mouth for uttering the word “heed” and open a little for the word “hid”. The result was, however, vice versa. I closed my mouth to pronounce the word “hid”. This kind of things did not come to me so this was a very interesting activity.

 

【研究室のPR】

科学的手法を用い,言語学習者にとって,内容豊かな学習ツール創出を目指し,音声言語科学の基礎研究と学習者心理への深い洞察を駆使して,学際的研究に取り組んでいます。

 

【もっと知りたい人のために】

http://www-h.yamagata-u.ac.jp/graduateschool/culture.html