2017年12月13日

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工学部電気電子・情報システム工学科 安倍・永田研究室

岩手大学
工学部電気電子・情報システム工学科 安倍・永田研究室

担当教員:教授 安倍正人,准教授 永田仁史,助教 藤岡豊太

 

【研究室の概要】

安倍・永田研究室は,音響と振動に関する様々なテーマについて研究しています。音響非破壊検査,受音・放射デバイスのアレー処理など従来からの継続テーマの他,地域の問題解決のための研究として,南部風鈴の音色設計や気体漏出の監視システムなどの開発に注力しています。

【研究室の具体的なテーマ】

コンクリート構造体の音響非破壊検査

護岸などの大規模コンクリート構造体は内部の傷から崩壊することがあり,大きな事故につながることから検査法の確立が望まれていますが,電波や超音波などが透過しにくいため本研究室では音響振動波を用います。時間領域差分法(FDTD法)を用いて任意形状の構造体中の音の伝播状況を解析でき,欠陥位置の推定が可能となりました。

南部風鈴の音色設計

鈴虫の音色の心理療法上の効果が2002年に岩手大学農学部と教育学部の研究から明らかにされたことから,鈴虫の音色の風鈴の開発が計画されることとなりました。本研究室では,有限要素法(FEM)により目的の音色をもつ風鈴形状を設計し,鋳造所と共同して風鈴の試作を行いました。現在は,風鈴を鈴虫風に鳴らすしくみなどの開発を行っています。

気体漏出監視システム

半導体工場で大量に用いる気体の漏出を監視するため,高レベルの騒音下でも利用可能な超音波領域での漏出位置,および,漏出レベルの検出についての研究を行っています。

 

【研究室のPR】

人に安全と快適をもたらし,地域を豊かにするための音響・振動処理技術の開発を目指して様々な課題に取り組んでいます。