2017年9月25日

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工学部情報通信工学科 木戸研究室

東北工業大学
工学部情報通信工学科 木戸研究室

担当教員:教授 木戸博

 

【研究室の概要】

当研究室では,法科学(犯罪科学)の見地に立った音声分析や聴取印象の研究をベースに,統計処理やプログラミングの教育を中心に行っています。また,印象評価の分析に用いる統計手法を流用して,学生が就職活動を行う際の支援方法の研究も行っています。

 

【研究室の具体的なテーマ】

法科学における聴取印象の基礎的研究

音声を聞いた人の印象証言(耳撃証言)を対象に研究を進めています。犯罪捜査に役立つ聴取印象の基礎データ収集と分析に力を入れており,発話者の実年齢と音声による年齢印象の対応,音声の記憶と忘却期間に関する研究などを行っています。この研究アプローチを用いて,聴取評価実験を交えたデータ収集・解析の教育を学生たちに実施しています。

捜査支援に役立つソフトウェアの開発

前職の警察庁科学警察研究所で音声鑑定を行っていた経緯から,宮城県警から捜査協力を依頼されることがあります。その際,効率よく分析したり,新たな分析手法を試すため,プログラミングは必須となります。学生たちにはゼミを通して,GUI構築を念頭に置いたMATLABによるプログラミングトレーニングを行っています。

就職支援方法の確立

大学の就職担当という立場から,学生たちの就職活動に役立つ支援・指導方法の研究も進めています。過去の就職実状を用いて内定に関連する要因を分析し,個々の学生の内定獲得の成否予測を試みています。意識・行動様式に性格パターンを併用し,非線形解析を行った結果では,他者に対する興味(思い遣り)が内定獲得に大きなウェイトを占めることが明らかになり,79.1%の予測精度を得ました。なお,当学科の就職率は高い水準を維持しています。

【研究室のPR】

本学における中堅技術者を育てる教育主体の理念の下,音声分析の基礎技術の習得,多変量解析を含む統計手法の理解,プログラミング技法の会得を目指しています。当研究室で得た経験は,音響関係に限らず,広い職種で社会に出てからも役立つと考えています。

【もっと知りたい人のために】

http://www.ice.tohtech.ac.jp/jp_ug/